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公務員

国税専門官:やりがいのある仕事

国民の暮らしを支える大切な財源である税。この税を適正に集める役割を担うのが国税専門官です。大きく分けて三つの職種があり、それぞれが重要な役割を担っています。一つ目は、国税調査官です。主な仕事は、法人や個人の納税申告の内容が正しいかどうかを調査することです。企業の会計帳簿や領収書などの資料を詳しく調べ、申告された所得金額や税額が適正かどうかを判断します。もし、誤りや不正が見つかった場合は、追徴課税を行います。また、税務調査を通して、納税者へ正しい申告方法の指導も行い、自主的な納税意識の向上を促します。二つ目は、国税徴収官です。納期限までに税金を納めていない人に対し、納付を促す仕事です。電話や手紙で督促状を送ったり、直接訪問して事情を聴いたり、財産の状況を調べたりします。それでも納付がない場合は、差し押さえなどの滞納処分を行います。これは、税の公平性を保つ上で重要な役割です。三つ目は、国税査察官、いわゆる「マルサ」です。悪質な脱税の疑いがある場合に強制捜査を行います。裁判所の令状に基づいて、家宅捜索や関係先への聞き取り調査を行い、証拠を集めます。そして、脱税の事実が確認された場合は、検察庁に告発します。まさに、税務行政における司法警察官と言えるでしょう。これら三つの職種に加えて、国税専門官は、税務相談や広報活動などを通して、国民の税に対する理解を深める活動も行っています。国民全体の奉仕者として、公平な税務行政を支える、やりがいのある仕事と言えるでしょう。